【書評】入試数学「実力強化」問題集

こんな人におすすめ

  • 教科書(傍用問題集)を身につけた後のチェックとして
  • 理系難関大学志望者が時間かけずに中級に移行したい場合に
  • 1冊でまとめて持ち運びしたい人

 

教科書後の基礎確認として

 端書きにもある通り、教科書の練習問題レベルから入試基礎レベルまでを網羅し1冊にまとめ上げた問題集です

  

 とはいえ入試問題からのとってきたパーツのような問題なので、一見するとこれが教科書レベルなのか?と思わせるような問題が揃っているので

 

チェクリピや基礎問精講の代用になるか?

教科書学習を終えた後のチェック用問題集として定評があるのが、「チェック&リピート」や「基礎問題精講」などでしょう。

 

この他にIIB用、III用と計3冊となります

 

問題演習量について

ページ数は

  • 「実力強化問題集」:262ページ
  • 「チェクリピ」:IA325ページ、IIB363ページ、III291ページ
  • 「基礎問精講」:IA255ページ、IIB  III

 

文字の大きさとかもあるのでページ数では量が多いとは一概に言えないので

 

問題数では

  • 「実力強化問題集」:1292問
  • 「チェクリピ」:IA307問、IIB404問、III259問 合計970問
  • 「基礎問精巧」:IA135問

 

冊数について

「実力強化問題集」はA4サイズで1冊にまとまっていますが、「チェック&リピート」は3冊、「基礎問題精講」も3冊となり持ち運びには面倒ですね

 

まとめ

文系の場合は選択肢がチェクリピか基礎問精講のみになってしまうでしょうが、理系の場合はこの実力強化問題集も選択肢のうちの一つに入れてもいいのではないでしょうか?

1冊にチェクリピ三冊分以上の問題が掲載されているところに携帯性を生かして、どこでも時間を見つけてコツコツ問題をこなしてたら力がついた!というような使い方ができるのではないでしょうか